宗 名 | 曹洞宗(そうとうしゅう)(禅宗)。 |
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大本山 | ・福井県の永平寺 ・横浜市の總持寺 |
本尊唱名 | 南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ) |
教 義 | わたしたちはみな仏の子であり生まれながに仏心を具えています。 しかし、それに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみ悩みのもとをつくっています。 ひとたび仏さまに懺悔し帰依するならば、心がおちついておのずから生活がととのえられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、また、どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。 |
当山は往事境村(瀬崎)に在り、代台寺と称する真言宗の大刹であった。
天文の大洪水(1535年頃)にて罹災、寺号を吉祥寺と改め相続するも、元亀年間(1570年頃)尼子・毛利の合戦にて全焼。
以後草庵を結び幾星霜、時に上道村の元達和尚が貞享年間に(1686〜88)寺を現在の地に移し、米子総泉寺三世禅室珍目大和尚を請し開 山とし曹洞宗に改宗、巨嶽山正福寺と号し今日に至る。